夢みる人のゆめの夢

未来の真ん中で 扉を開けるのさ 新しい僕達で

Travis Japanと過ごす平成最後の夏 その1

大層なタイトル上げていますが、それに見合うだけの前書きも思いつかないので言ってしまうと、Summer Paradise 2018 Travis Japan公演に8月22日と23日の2日間お邪魔してきました。
普段から金欠で「ヲタクにしては財布の紐が硬い」(所謂ケチ)と言われて今まで多ステも遠征もしてこなかった私が多ステするくらい見たかった大好きな人達と共に過した夏の記憶の記録です。


1:Summer Paradise テーマ
単純に、曲が好み。夏っぽくて爽やか。
幕が降りた瞬間始まるEDMがなんとも言えず好き。後で知ったんだけどセットに腰掛けた状態で登場したのはTravis Japanだけだったとか。
その前の影アナは舞台袖で行っているものだと信じて疑わなかったから、幕が空いた瞬間に横並びに座ってた時はかなりびっくりしました。
姉曰くKis-My-Ft2の「Sha la la☆Summer Time」っていう曲と中島健人氏の「Hey!Summer Honey」って曲を掛け合わせた感じの曲。らしい。早急に少クラで披露して欲しい、サマパラのみで披露されずに終わるには惜しい1曲。


2:仮面舞踏会~ジャズアレンジ~
あー…トラジャっぽい。
仮面舞踏会といえば、年明けカウントダウンライブで東山さんの後ろでいい位置で踊っていた印象がとてつもなく強かったんですが、ジャズ調にアレンジするだけでとんでもなくオシャレに仕上がっていました。ジャズアレンジなので少しテンポアップしてリズムもとても軽やか。show timeの幕開けです!!って言わんばかりのオープニング。
トラジャ×ジャズ×赤ジャケの親和性がとてつもなくミュージカルだったので是非とも他の曲のジャズアレンジでも踊って欲しい。

3:パラダイス銀河
セット横の階段で3、4に別れて歌うパフォーマンス。当方如恵留担なので、下手側ばかり見ていて上手側は何をしていたのかさっぱりよく分からなかったんですけど、下手側は3バル踊り場にげんげん、2バル踊り場にのえんちゅという配置。
げんげんは胸のリンゴを高速でバナナの皮のごとく剥き、のえんちゅはうみんちゅが執拗に如恵留さんの股間を狙って手を伸ばし、如恵留さんはその手を引っ掴んでベシベシ引っぱたいてたり、うみんちゅの方からハグを促してみたりと、いつもは自分から絡みに行く如恵留さんが絡まれててとっても嬉しそうでした。良きかな。

4:硝子の少年

スカイステージで横並びに並んで踊るパフォーマンス。揺れそうだし足場悪そうだから1人くらい視線下がってないかなって探してみたけど誰一人として目線下がらずにずーっと前を向いてました。さすがプロ。トラジャ内に高所恐怖症は居ないのかな?スカイツリーの展望台もみんなかなりテンション上がってたし多分居ないんだろうな……
23日の夜に河合くんが見学に来た時
「河合くん、公演終わったら僕とあそこ(スカイステージ)までデートしましょう!😄😄」
ってにこやかに言う七五三掛くんマジでドSだった……

5 NON STOP
ビックリするくらいこの曲の記憶が抜け落ちていて全く思い出せない。
唯一覚えてるの、「きーみと~いーっしょーなーら~♪」って歌いながらロン宙決める如恵留さんの肺活量はどうなってんのかなってところ。
クロバットって確か無酸素運動だってご本人も言ってたよね……??口パク??口パクにしても口パクしながらロン宙するって舌噛みそうにならない??どちらにせよにこやかに口を動かしながら易易とロン宙キメる如恵留さんに空いた口が塞がらなかったのは覚えてます。

6:Happy Groovy
ここからが本当のTravis Japan公演。
多すぎ!!とまで言われてたコールは回数を重ねていくうちに会場の声は大きく、ペンライトは紫の光に包まれていた。3バルから見下ろしたほぼ紫に染まった会場は本当に綺麗だったし、聞こえてくるファンのコールは心地よかったです。
この曲でコールすることが本当に楽しくなったし、コールがあるのとないのとでは曲の盛り上がりが全く違う。何よりやっぱり会場のコールが聞こえると本人のテンションも上がるのか、トラジャがとっても嬉しそうに踊っているのを見ると、このコールを考えた七五三掛くんが正解だったんだなと思わざるを得ない。
個人的には最初と最後のサビでV字になってメンバー同士でハイタッチし合うところで絶対メンバー同士目線を合わせてハイタッチするのが好きだったなぁ。アイコンするだけなんだけどニヤニヤニヤニヤしてた。あとうみんちゅの「come on!Let's go!」で真ん中に集まるとき毎回元太が如恵留さんのお尻目がけて人差し指立てていて、それに毎回「今日初めてカンチョーされました」って顔でげんげんを追いかける如恵留さんは5歳児いや10歳児だった。色んな如恵留さんの顔を引き出してくれて本当にありがとう、げんげん。
コールもしやすいように途中で"せーの!!"って煽ってくれるし、祭りの時に初披露された時は小洒落た待望の3曲目だったのが、サマパラはファン参加型で客席と一体化することで盛り上がりのある鉄板ソングに変化した。「ファンと一緒に」にこだわるトラジャのオリジナル曲、また1つさらに好きになりました。

7:Supernova
最早オリジナル曲以外でIt’sBADと並ぶトラジャの代名詞とも言えるV6のSupernova。美勇人が遺していった遺作(亡くなってはない)。祭り単独でうみんちゅと如恵留さんがそれぞれ以前は梶と美勇人が歌っていた部分を歌った瞬間に涙腺が決壊したけど今回はそんなこともなく。
イントロで「TDC……かかってこいやァぁ!!」って客席に怒鳴る宮近くんの気迫が凄かった。
祭りやキスマイの時とは違ってサビを全員で踊るのではなく3、4に別れて前列が歌い、後列が踊る。また入れ替えて同様に、というパターンで何度もやっている曲でもまた違う方法でやるんだな、と思いました。でもやっぱりバキバキに踊るスパノバが好きだなぁ……って思っていたら最後のサビで全員一斉にあの美勇人が振付けた振りをバキバキに踊っているのを見て「あぁ、私の知ってるトラジャだ」ってちょっと嬉しくなりました。
次の曲の為に斜めに一直線に並んで終えるフォーメーションでした。

8:Lock Lock
私はキスマイ大阪ぶりのLock Lock。
以前も呟いたけど、このLock Lockはトラジャのダンススキルと衣装と客席が合わさって初めて成り立つパフォーマンスだと思っています。
Lock Lockを序盤に持ってきたから最初はこの青の衣装なのね。今までのトラジャとはちょっとテイストの異なるオリジナル曲。姉曰く「あー……、うん、確かにキスマイっぽい」
色んな雑誌で既に多々本人達からも言われているが、今まで身体のシルエットがハッキリ分かるフォーマルな衣装が多かった故に余分な布が付いた衣装は本当に新鮮でした。でも決して動きにくいとかではなさそうで、青い上衣が若干オーバーサイズで作られているからこそできる「半脱ぎ」というパフォーマンス。
何故か人間、完全に脱いでしまうより脱げていく工程にも色気を感じてしまう生き物なので下にロンT来ているとはいえ溢れ出る色気は◎。
間奏の下手側で七五三掛くんとげんげんがただ頬を触りあっているだけで上がる割れんばかりの悲鳴とダダ漏れる色気は何だったんだろう。今回しめげんは色々ヤバい絡みが多々あってカウントしきれていない。
サビのLock Lock〜♪から客席も一緒にペンライトを振り回して簡単な振りを踊るんだけれど、この振りがあるのとないのとではやっぱり盛り上がりの度合いが違う。ミュージカルなナンバーや楽しいジャジーな曲ではなく、こういったカッコイイちょっとオラついた(??)ナンバーでも一緒に踊って盛り上がれるのは嬉しいし楽しい。
オリジナル曲の大半を客席参加型にしてしまうトラジャはやっぱり「ファンと一緒に」公演を作ることを意識しているのかなって漠然と思いました。

9:愛の花
マッチさんのコンサートバックに付いていた頃に着ていた黒地に金の刺繍が入ったフォーマルな衣装で登場。個人的にこの衣装は大好きだったので今回のサマパラで復活すると聞いて本当に嬉しかったです。
聞いている時は全くなんの曲か分かっていなかったけど後から2007年PLAYZONEで知念侑李くんが歌っていた曲だと判明。無知ですみません。
それにしたってずーっとTravis Japan=ダンスっていう方程式が勝手に脳内で出来上がっていたため、歌で繋いでくるとは思わなかった。げんげんが上手側、如恵留さんが下手側に立って向かい合って手を伸ばしながら歌うのですが、ユニゾンがほんとに綺麗でした。
SixTONESみたいにパンチのあるハーモニーではないけれど、如恵留さんの持つハスキーながらも高音が綺麗に響く歌声とクセのないしっかりと音程にはめて伸びやかに広がる元太の歌声は喧嘩することなく1本の音となってマリアージュしていました。今までのTravis Japanにないアプローチの仕方で新鮮に感じました。

10:夢のHollywood
満を持して夢ハリ。しかし、いつもと違ってまつくのソロから始まり、真っ直ぐに前方を見上げこれまた高らかに歌い上げる。げんげんと同様に音程のとり方は然る事乍ら、歌に感情を乗せて表現することに関してはずば抜けて上手い。まつく曰く「ハリウッドを7人で目指す気持ちを表現しました」。
はじめて貰ったTravis Japan待望のオリジナル曲が夢ハリで良かったと心から思います。初披露から色んな出来事があって、色んな場面で、色んな形で、色んな場所で、1番歌ってきたトラジャを代表する曲。彼らは本気でハリウッドへ行くつもりなんだろうなって色んな思いが交錯する曲。
あとこれ、マッチ魂の衣装に合わせてあるからか、タップシューズが白ではなくて黒になってたんですね。履き替えるのも全員ではなく如恵留さん、げんげん、ちゃかちゃんの3人でステッキはなし。

11:インザルーム
祭りに引き続いて嵐のインザルームを披露。祭りと大きく違って、椅子とタップと追加され、振り付けも全然違う振りに。正直このサマパラのセトリで1番色気の溢れたナンバーだった。

何で椅子使うだけであんなに色気が増すの?

正直私は最後のGuysよりもインザルームの方が色気はだだ漏れていたと思ってます。

祭りのマンション(??)を使ったインザルームが(私の周りでは)かなり評判が良かったから、セトリ見た時は「あぁ、またやるんだ………」くらいにしか思っていなかったけどそれを易々と超えてきました。
最初、祭りと同じく如恵留さんのタップソロで始まるんですが、祭りの時のあれはアドリブ。今回は縮小してきちんとイントロに振り付けされていました。相変わらず脚さばきがえげつない。そのあとの歌割りは祭りと変化なし。オーラスのレポでこの曲のタップは如恵留さんが、椅子の振り付けは閑也が振り付けをしたと。

うちの振付師天才ですね

ライティングも閑也なのかな?
AメロBメロはソロを回し、歌っている人以外はライトが当たらないようになっていて、ここで注目して欲しいのが"ソロ以外は何をしているか"、ってこと。
2人1組になって片方が座り、片方は座っている方にいやらしく絡む。以前にも言いましたが、Travis Japanは肌の露出が多い、とかシャツを1枚引っ掛けただけ、とか物理的に作り出される色気よりも視線の落とし方であったりとか指の使い方、手の這わせ方など仕草で魅せる色気がとんでもない。
暗闇の中で絡むのでよりリアリティが増して何時にもまして余計に生々しく、それでも決して下品にはならないような、あと一歩踏み出せば下品に転落するかもしれないそのギリギリのラインで魅せてくれていたと思うんです。
のえんちゅの絡みは毎回毎回濃厚だったなぁ。
普段ならどちらかと言うと絡みに仕掛けるというか絡みにいくのは如恵留さん側からが多いように感じていたので、うみんちゅに後からあすなろ抱きされてそのまま首元に顔をうずめ、はたから見たらキスしてるんじゃないかっていうくらいギリギリまで顔を近づけられて為されるがままに受け入れているのが少し新鮮で、基本的には受け入れ態勢なのに絡んでくるうみんちゅの腕をしっかりホールドしている如恵留さんの手を見た瞬間、私の中の何かが弾け飛んだ気がします。
かなり生々しかった。

サビではタップを踏むメンバーと椅子を使って踊るメンバーに別れて踊る。
この椅子の周りで踊ったり、椅子の上に乗ったりすることで空間的に踊る範囲が祭りの時より大幅に増え、椅子の上という不安定な場所でバランスギリギリのラインまで体重を傾けて操作するなどでインザルームの持つ"危うさと愉しさ"が見事に表現されていたと思います。

個人的には夢ハリで折角全員で身につけたタップダンスなのに夢ハリいがいでタップを披露する場所があんまりなかったので半分はタップを踊る構成が単純に嬉しかったです。
手に入れた武器は使ったほうが断然いい。
半年前とは全く違うインザルーム。セルフプロデュース力の高さを目の当たりにした1曲。

12:Maybe
来ました。Maybeです。
このサマパラのセトリで1番の衝撃作でした。
サマパラロスは勿論ですが半分くらいMaybeロス。何としても映像に残して欲しい。この作品はTDC内の1週間そこそこの期間限定で終わらせてはいけない。もっと世に出回って然るべき。
この作品だけの為にチケット代取られたっていい、と思える作品だったと思います。

元々V6が好きで本家V6のパフォーマンスはOMG魂(Oh my goodness!!)で、滝沢歌舞伎の三宅くんのパフォーマンスもどちらも頭に入っていたので、先入観があって似たような演出になってしまっていないかなって不安もあったのですがそれも杞憂で。

恐れ入りました。

閑也がステージ上で1人でジャケットを脱ぎ捨て、一つ一つ音に合わせてステージに証明を灯していくような繋からイントロでいちごみるく(トリプルカイトの対義語)がステージの真ん中に文字通り滑り込んできて背中合わせに円になって座り込み、天を仰ぐように手を伸ばす。
冒頭のこの振りだけで一気にこの4人が織り成す世界観に引き込まれました。
愛のかたまりでもみたコンテンポラリー調のダンス。感情を剥き出しにしてそのまま踊るダンスは一人一人に思い描くストーリーがあって、複雑に絡み合い、訴えてくる姿にどう言葉を表すのが正解なのか分からない。
4人が4人ともオートチューンと喧嘩することなく歌ってました。姉曰く、「数年前まであんなにいたいけな少年だったのにこんな儚く色気に溢れたダンスをされてしまうと将来が怖すぎる…」

あ、松田元太くんのことです。

七五三掛くんは自分のパートに余韻を残すことに長けていて「強烈な虚無感に溺れて また君を想う」の「おも"う"」と語尾がハッキリと形を残すことで余韻がより長く続き、次の閑也のパートのど頭の音を聴くまではあの世界は七五三掛くんに占拠されていました。上手い。
歌だけでなくて彼は目線使いも上手くて最後のフレーズで視線を変えて見つめることであたかもそこに何かあるかのような不思議な空間をうみだしていました。
うーん、お見事。

あと如恵留さんに
「どこか落ち着く 君のその声に
これ程たまらなく 会いたいと思える」
って割り当てた人と握手がしたい。サビ前に大体曲の盛り上がりの頂点を持ってきてそのままサビに突入すします。私だけなのかもしれませんが如恵留さん、感情を乗せて歌うと大概眉が八の字になって眉間にシワを寄せて歌うような気がします。今金髪で前髪が長いので、サビ前に感情を昂らせてぶつけて歌うことによって身体が少し前屈みになり、丁度いい感じに前髪が目に掛かって表情を隠すんです。
いゃああれは神秘的だった……!!
あとはなんと言っても皆さん仰っていますが、しずげん、のえしめで首を絞める振りね。
どういう経緯で「首を締めよう」っていう振りに至ったのかは分かりませんが、あのときは「儚さの天元突破」ってこういうことを言うんだろうなーって思いました。


そしてこの曲は閑也なくしては語れません。

丁度サマパラの中盤あたりで赤坂麻里さんの見学情報を耳にして、あぁ、なるほど。Maybeは赤マリ先生に付けてもらったのか。と自分の中で勝手に解釈していました。祭りではあのコンテンポラリーダンスの「愛のかたまり」を振りつけてもらったと宮近くん自身が言っていたので見学情報を聞いて間違いないだろうと確信していたのですが。

オーラスのレポで知った
「振り付けby吉澤閑也、七五三掛龍也(ほぼ閑也)
証明 by 吉澤閑也」

まさかの自分たちによるセルフプロデュース。
インザルームの椅子の振り付けもするし、無音ダンスも振りつけるし、一体どれほどの引き出しとバリエーションがあるんだろう。赤マリ先生ではなくとも恐らくプロの振付師がつけたんだろうと疑いもしなかった。特に最後の方になってくると絡み方はもっと複雑と化し、より激しい振りになっていました。
ちょっともう既にうろ覚えなんですけど
「I’m in love もがいては 苦しみの果てに」
ぐらいの歌詞のところでのえしめで物凄くアクロバティックな振りがあってあれが大好きで。
あの振りも閑也が振り付けたとなると凄いとしかもう言葉が出てこない。
あと照明も閑也が手掛けたと聞いて本格的に閑也が恐ろしくなってきました。
この作品を最初みた時から照明がほかの曲より断トツでこだわっていると感じました。
最初は転々とソロを照らし、曲の効果音に合わせて中心にライトを集めたり、スポットを絞ることで世界観の広狭を表したり。サビはメンバーカラーのライトをそれぞれに当ててみたりと様々な技巧が組み込まれていました。
まさに「照明の魔術師」
「トラジャの振付師」って肩書きだけでも十二分に凄いことだと思うのに一体どれだけの2つ名を持つことになるんだろうか。閑也の才能の凄さがわかると共に閑也が属するTravis Japanは本当に強い。

様々な場所で色んなJrが踊ってきたMaybe。
本家とも滝沢歌舞伎とも全く違う、今のTravis Japanだからこそ表現ができるMaybe。
もっと、もっといろんな人に見て欲しいと願う作品でした。

13:Up & Down and Up & Down, yo Dance!

いちごみるくと入れ替わるように出てくるトリプルカイトの曲。ここからは何せ衣装がかわいい。
アメリカのストリート系をイメージさせるオーバーサイズのパーカーにダボッとしたパンツ。うみんちゅはサスペンダー。3人ともそれぞれ差し色に蛍光色が入っていて、ライトダウンすると鈍く光ってるのがオシャレ。
ジャニーズ屈指のダンスグループではあるけれど、トラジャにあまりヒップホップやストリート系、ハウス系などのダンスのイメージはなかったのでとても新鮮で良かったです。
ちゃかちゃんがタバコを吸ってポイ捨てし、それをうみんちゅがちゃんと拾ってダメーっっ🙅ってやっている一連の流れが可愛すぎた。
ライトダウンすると電飾の施された光るメガネを使って踊るのもメガネだけが浮いているように見えて小道具の使い方に遊び心が詰まっていて◎

この曲で1番衝撃的だったのはやっぱりオーラスで発表されたコレオグラファー美勇人でしょう。
私はオーラスに入っていた訳ではなく、レポで知ったので発表された現場の空気は全くわからないけれど、私は素直に嬉しかったです。
最初に見た時は宮近くん振り付けなのかな??って思いましたが言われてみれば美勇人っぽいなって思う振りも幾つかあったような気もします。
サビの四隅で手を叩くとことか。美勇人が踊ってるとこ想像するに容易い。
Travis Japanから離れた今でもこんらな風に関わってくれることがどこかでまだ美勇人との縁は繋がっているのかなとそう思ってしまいます。
美勇人のことで色んな賛否両論が出ていたりもしますが、私は振りをつけてくれた美勇人にも、それを踊ってくれたトリプルカイトにも、踊ることを承諾してくれた松松にもありがとうって言いたいです。
いつかまた今のTravis Japanと一緒に美勇人が踊っている姿を見ることが出来たら嬉しいなぁ………

14:Wait for you
去年の夏のキントレから単独公演を行う度に必ず入っている曲。この前少クラでも披露されたのは記憶に新しく、七五三掛くんが振付けた静と動が共存するようなダンスが大好きだったので、セトリを見た時にまた見れるんだ…!!とワクワクしていたのですが。
トリプルカイトの曲が終わると同時にカジュアルな衣装に身を包んだいちごみるく(これまためっちゃ衣装が似合っている。特に松田の元太くん)が後からスタンドマイク(めっちゃ光る)を持って登場。
もしや、スタンドプレイなの……?!と思いきや

まさかの全く踊らないパターン。

Travis Japanもこういうパフォーマンスをすることもあるのか…ととても意外に思いました。特に今までバキバキに踊っていたWait for you なので余計にそう感じたのかも知れません。でもそれは決して悪いようには思わず、今までやってきたパフォーマンスを新たな形で披露することでパフォーマンスに広がりを感じたし、「歌」という武器を手に入れたんだなって実感することが出来ました。
個人的にはのえしめの
「もういいかい? まだだよ 目指すあの場所まで」
のユニゾンが恐ろしくキレイでめちゃくちゃ好きでした。七五三掛くんの柔らかい歌声に砂糖がコーティングされたみたいなハーモニー。多分上ハモが如恵留さんだったと思うんですけどまぁ甘いこと。いや祭りの合同公演でも聞いて分かっていたんですけど如恵留さんの優しいバラードを歌う声は完全に砂糖菓子。聴き続けると耳が糖尿病になりそう(ならない)。
あとスタンドマイクの持ち方も下手側と上手側で両手持ち、片手持ち(片手添え)で別れていたのが印象的。
上手側は元太、如恵留さん、宮近くん。(片手持ち)
下手側はまつく、閑也、七五三掛くん、うみんちゅ(両手持ち)
七五三掛くんとまつくはスタンドマイクに縋るように持って歌ってたなぁ確か。マイクの持ち方にも個性が出ていて見ていて楽しかったです。


15:SPARK
V6続きの曲ではございますがまさかこの曲をトラジャで見ることができるとは思っても見ませんでした。Maybe同様に私はこの曲もV6、滝沢歌舞伎共に生で目の当たりにしたことがあります。それ故の先入観でどうなるかなと思いましたがこれも杞憂に終わりました。
力強さと儚さを少し含んだような世界観のダンス。後にコレオグラファーが七五三掛くんと知って納得しました。確かに。この曲でも半分のメンバーは踊らずスタンドマイクのそばに立ち尽くしていたかと思いきやサビはとんでもなく激しくて速い振りが付いていたり1曲の中での振りの緩急が激しいところはWait for youに少し似てる。
でもとてもトラジャらしい振りだなぁと思いました。
わたしはこの曲のサビの振りの如恵留さんが本当に好きで片足でやるピルエットではなくて両足でクルクルと回る振りなんですけど、如恵留さん回るの恐ろしく速くないですかあの人。
周りみんなシングルアクセルなのに1人だけトリプルフリップ回ってるみたいな感じ。それに今、恐らくメンバーの中で1番髪が長いので回った時に遠心力で金髪がフワッと円形に舞って、回るスピードが速すぎて白いシャツも一緒に広がっているので上(3バル)から見ると一瞬如恵留さんがマーガレットみたいになるんです。それが物凄く綺麗で好きでした。


1万字超えたので一旦区切りを付けて2へ続きます。